2006.06.25 Sunday
占いで一儲け -Killing fortune-tellers-
私は占いが嫌いだ。
まあ占いにも色々あるけれど、もう全部嫌い。 血液型占いなんて、最高に嫌い。 なんでか。 それは、中るわけないから。 占いで未来がわかるんだったら、他人のことなんて占ってる場合じゃない。 競馬なんかを的中させるなり、株で大儲けするなり、そうりゃあもうウハウハなはずだ。 駅前なんかで寂しそうにしている易者なんか見ると、まず自分の手を穴があくまで見ろと言いたくなる。 とくに『よく中る』なんてのを売りにしているのが気に入らない。 プロなら必ず中てろと言いたい。 人様からお金をもらってやってるんだから、死ぬ気で占いなさいよ。 だいたい日本人は占い対して寛容すぎると私は思う。 巷には占いがあふれかえっているけれど、外れた占いに怒る人はそういない。 そりゃテレビや雑誌の占いはタダだけど、見るたびに『今日の最悪さん』な私はハラワタが煮えたぎる。 ラッキーアイテムは『浴衣』? もってねーよ! ラッキーアイテムは『黒板』? ホワイトボードじゃダメっスか? たまに『一番ラッキー』になって、ウキウキしてたら当たり前のごとく何もイイことなんて何もない。 下手すりゃパチンコで大負け。「いやいや今日はラッキーだから」と深追いして記録更新。 ホント、占いなんて大っ嫌いだ。 でもそんな大っ嫌いな占いで、一儲けする一案を私は思いついた。 べつに自分で占って一山当てるというわけではない。 どうするか。 テレビ局を訴える。 理由はなんでもいい。 「今日のあなたは何をやっても上手くいく!」という占いを信じて全財産はたいて株を大量購入したが、大損ぶっこいた。とか 「最悪な一日。今日は大人しくしていましょう」を信じてガチガチの鉄板を逃した。とか 「健康運は絶好調!」を信じて風邪をおして働いたら肺炎になった。とか 「運命の人に出会えるかも?」を信じて電車のとなりにいたお姉さんに告ったらストーカー扱いされた。とか 金銭的損害や精神的屈辱を被ったとして、テレビ局に対して損害賠償ならびに慰謝料の請求をするのだ。 NHKを除くキー局は、ほとんど占いを垂れ流しているハズなので、各局すべてを訴える。 それが終われば今度は雑誌。 これまた選り取り見取りでどこからでも取り放題だ。 必ずいけるハズである。穴はない。死角もない。 そりゃあもう、大儲けできる。絶対に! この国がアメリカなら。ε(-Д-`) ハァ・・・ |