2005.09.14 Wednesday
正露丸と天邪鬼 -I'm not a loser-
私は胃腸が弱い。家系的に弱い。
牛乳を飲むと高確率でお腹を下す。 大好きなニンニクも、翌日の下痢を覚悟して食べる。 真夏でも寝る時は必ずお腹に何かを掛ける。 意外と梨なんかもアブナイ。 そんな私の常備薬は『正露丸』だ。 ※1 もちろんラッパのマークの大幸薬品の正露丸である。 ※2 独特のニオイを気にされる人や 主成分である『クレオソート』については 各自の見解があるかと思うけれど ※3 私にとって、止瀉薬といえば正露丸なのである。 少しでも危険を感じたら服用する。 もしくはニンニクなどの刺激物の後にも保険として飲む。 ただ、一つだけ難点があるのである。 うまく3粒出せないのだ。 私はそのニオイと※3の理由から、直に掌には出さない。 その為ビンからフタに出すのだが、これが中中うまくいかないのだ。 大概は4粒から5粒ほど出てしまう。 仕方がないのでビンへと戻す。 すると今度は2粒残る。 また出すと、また5粒。 戻す。2粒。 出す。6粒。 戻す。2粒。出す。4粒。戻す。3粒。出す。Σ(゚Д゚) あ、しまった。5粒……。 こんな具合にとても苦労する。 どうにかならないものだろうか? ちなみに糖衣錠もあるのだが、それを選んだら私は“負け犬”になってしまう。 だから意地でもオリジナルで勝負するのだ。 ※1 日露戦争時に軍用として製造。戦後に製造・販売権を民間に開放。元々は『征露丸』 ※2 商標は大幸薬品が持っているが、1974年の最高裁判決により『正露丸』は一般名とされ、 他社においても製造・販売が可能。 気になったので調べてみた。以下は全て製造元です。 大幸薬品、常盤薬品、三和薬品工業、キョクトウ、和泉薬品工業、大阪医薬品工業、松本製薬工業、 加藤翠松堂製薬、正起製薬、渡辺薬品工業、日本医薬品製造、天恵堂製薬など他にもありそうです。 ちなみに台湾や中国でも販売されてる(た)とか……。 ※3 止瀉薬としての効能は未解明であると言われ、また毒性及び発がん性があるとして、 これを含む製剤の製造・販売の中止を求める声も多い。 |