2005.08.09 Tuesday
早起きは三文の得 -The early bird catches the worm-
明日はいつもより出勤時間が早いため、5時半ごろに起床予定。
だから今日は早めに寝ようと思う。 「早起きは三文の得」って言うから良いことあればいいなぁ。 でも3文っていくらなんだろ? 気になったのでちょっと調べてみた。 なんでも『文』っていう通貨単位は室町時代から江戸幕末まで使われていたらしく、単純に現在の『円』とは比較出来ないんだって。 なので、この諺がおそらく考案されたであろう時代を、江戸初期と勝手に想定して計算してみよう。 当時のレート:金銀銭公定換算率では、金1両=銭4貫文=4000文 当時の1両を米価で比較して算出すると、今の10万円になるらしい。 なので、100,000÷4,000=25 となり1文は25円。 ∴問題の3文は、25×3でなんと75円! んー、あんまり得じゃないね (-Д-) ちなみに調べてる途中で知ったんだけど、3文っていうのは具体的に言うと、油代のことらしいです。(諸説有り) 早起きの為に早く寝る。すると夜間の行灯用の油代が浮く=『3文』 現在で言うなら2・3時間のクーラー代が75円ってことなんですかね? だから早起きしたところで、絶世の美女とお知り合いになったり、困っているお婆さんを助けたら実は彼女は大金持ちで、先日伴侶に先立たれた矢先、子供のいないが故に持て余していた莫大な遺産をお礼にくれる……なんてことも有りえないんですね。 んー。夢がないなぁ。 話は微妙に変わるけど、「グッスリ」っていうのは英語の“good sleep”だと私は思ってるんですけど、これでFA? なんか今日の記事って「語源ブログ」みたいだ。(笑) |