2005.07.21 Thursday
お薦めについて -About recommended articles-
先日シルフさんのブログ“風便り”にて映画の話題があり、私が以前から観たいと思ってる『姑獲鳥の夏』のお話をしました。シルフさんは『姑獲鳥の夏』をどうやらホラー映画だと思っていたらしく、「原作はミステリーで面白いんですよー」と、私はナニゲにお薦めしてみたんですね。
そしたらビックリ! シルフさん。なんとその次の日にご購入されちゃって、薦めた私は「京極仲間が増えるぞ!」と嬉しい反面、「もし面白くなかったらどうしよ?」と変なプレッシャーを感じてみたりで、期待と不安が入り混じってなんだかドキドキしています。 お薦めと言えば、私のブログは皆さんのと比べて割とお薦め品が多いんですよね。 コレは別にアマゾンアソシエイトで儲けたいって言うんじゃなくて(紹介料が入ってもチロルチョコぐらいしか買えないし)、結構本気でお薦めしてるんです。 実は私、大の薦めたがりで、自分が気に入ったモノは何でも人に薦めちゃうんですよ。 本に食べ物、ゲームに遊び場。その他モロモロなんでも人に薦めちゃいます。 私は割とよく本を読む方なので、このブログでは小説を主に紹介しています。 どの小説も私が自身を持ってお薦めするものですので、通勤・通学や、急な出張などのお供にしていただけたら嬉しく思います。 さて、そこで今回はお薦め品の中から1点をピックアップしてご紹介したいと思います。 その商品は です。……画像が無い……orz 巻末の紹介文をそのまま掲載すると、 遺伝子操作監視委員会に所属する深尾直樹は、ライフテック社で発生した事故調査のため、現地に急行した。直樹はそこで、かつての恋人・梶知美が実験区画P3に閉じ込められていることを知る。だが、すでに現場は夥しい血で染め上げられた惨劇の密閉空間に変質していた…。事故の真相に見え隠れするDNA塩基配列・イントロンに秘められた謎。その封印が解かれるとき、人類は未曾有の危機を迎える!恐怖とスリルの連続で読者を魅了する、極限のバイオ・ホラー。 って感じです。バイオ・ホラーなんて書いてますがSF小説です。(もともとは朝日ソノラマノベルスなんですが、殆どの本屋さんには無いので、角川ホラー文庫の方を紹介しています) もっと詳しく書きたいのですが、どう書いてもネタバレになっちゃうので難しいんです。 この本を紹介する理由は、とても面白いのに全く知名度が無いからです。そのため私は作者でもないのに変な理不尽さと憤りを感じ、より多くの人にこの作品を読んで知っていただきたいんですね。 SFが好きな方は、是非一度お読みいただければ私はとても幸せです。 この記事を書いてて気付いたんですが、私って薦めたがりのくせに薦め下手なんですね。(ノД`)ハァ |