2005.07.18 Monday
斬れるものなら斬ってみろ -Deplorable Japanese swords-
ここ数日日記ばかりなので、ここらで
…… ………… ………………浮かばない。 いくつかストックがあったハズだけど、どの記憶の引き出しに仕舞ったか思い出せない……。 歳なのかなぁ? (ノД`)ハァ.. 仕方がないので以前書いた『撃てるものなら撃ってみろ』の姉妹編を書くことにします。 題して『斬れるものなら斬ってみろ』。始まりはじまり〜。 日本が世界に誇る文化、日本刀。 鬼丸、数珠丸、大典太、童子切、三日月宗近の天下五剣をはじめ、備前(菊)一文字則宗 、新藤五国光、岡崎五郎入道正宗、千子村正、長曾祢虎徹に堀川国広等など、数多くの名刀が日本の歴史を彩ってきた。 そんな日本刀を、漫画やゲームなどの主人公達が使い、バッサバッサと敵を斬りまくる。 「子供の教育上よくありません!!」などと意見するPTAの皆様は置いといて、格好いいですよね、アレ。 私なんかは「ルパン三世」の五右衛門が好きで、ルパンや次元の活躍よりも、“斬鉄剣”で何でも斬っちゃう五右衛門のシーンの方が楽しみでした。 今の子供達なら、さしずめ「ワンピース」のゾロですかね? 向かってくる数多の敵たちを、「百人斬りぃ!」みたいな。 またゲームなんかだったら「千人斬りぃぃ〜!!」みたいな。 でもね ちょっと待てぇいぃ!! 斬るというよりも重量で断ち切る西洋の両刃剣ならともかく、切れ味が命の日本刀で百人、ましてや千人なんて斬れるわけないだろう!? どんな名刀だとしても、よっぽど巧く斬らないと、二・三人斬ったら脂がのり、五人も斬ったら刃こぼれし、十人も斬れば刀身は曲がり、二十人も斬らない内に芯金から折れてしまうぞ。 もともと乱戦には不向きと言われる日本刀。最近の研究では、過去の合戦でも主力はもっぱら弓か鉄砲で、乱戦では主に槍が使用されていたということだ。 刀を主戦力としたのは、平安初期以前と江戸以降幕末までらしい。 「武士の魂」なんて言葉も、江戸時代に太平の世になり、戦場で使えそうな武器・防具の類の所持を厳しく制限されることになった武士たちが、支配階級としての証として、残された刀に見出した言葉だそうだ。 なんだか書いてて哀しくなってきたぞ。 だけどやっぱりカッコいい日本刀! みんな大好き日本刀! 世界の憧れ日本刀! 昔「ファイナルファンタジー」で“マサムネ”取った時は嬉しかったなー。 と言うわけで、今日はこの言葉で締めくくる。 「またつまらぬものを書いてしまった」 ではまた明日 ヾ(´▽`) |